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慶應義塾大学医学部総合診療科 安藤崇之先生が日本プライマリ・ケア連合学会「日野原賞」を受賞されました

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2023年5月12-14日に名古屋で開催された第14回日本プライマリ・ケア連合学会において、慶應義塾大学医学部総合診療科の安藤崇之先生が「ケアの分断が⾃⽴した超⾼齢者の総死亡率や処⽅、医療費に及ぼす影響」の演題で日野原賞を受賞しました。

本賞は、⽇野原重明先⽣の業績を顕彰するために設けられた賞であり、プライマリ・ケア領域の研究の発展を担う次世代の若⼿研究者の中で最も質の⾼い臨床研究を表彰するものです。

安藤先生は、慶應義塾と川崎市が共同で実施している川崎元気高齢者研究(Kawasaki Aging & Wellbeing Project)のデータを解析し、複数の医療機関の通院によるケアの分断が外来医療費の増加やポリファーマシーの発生と関連することを示し、さらに多疾患併存患者ではその併存疾患の数によって死亡率への影響が異なることを示しました。安藤先生の研究は、超高齢化社会における医療制度の設計において重要なエビデンスとなることが期待されます。

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