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百寿者における血液バイオマーカーと認知機能・死亡リスクの関連についての論文がJAMA Network Open誌に掲載されました。
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このたび百寿総合研究センターでは、百寿者495名を対象に、3種の血液バイオマーカー(アミロイドβ42/40比[Aβ42/40]、リン酸化タウ181[p-tau181]、ニューロフィラメント軽鎖[neurofilament light chain:NfL])と認知機能・全死亡リスクとの関連を調査しました。その結果、血中NfL高値は認知機能低下および全死亡リスクの上昇と有意に関連し、Aβ42/40やp-tau181よりも有力な指標であることが示されました。
NfLは神経細胞の軸索構造の維持に関わるタンパク質で、神経障害に伴い血中で上昇することが知られています。本研究は、血中NfLが超高齢期における認知機能低下および死亡リスクを反映する有用な指標であることを示し、非侵襲的な神経変性評価法として臨床応用への展開が期待されます。
本研究成果は2026年5月7日(米国東部時間)に米国医師会発行の医学誌JAMA Network Open(オンライン版)に掲載されました。
プレスリリース全文は以下をご覧ください。
▶︎「百寿者における血液バイオマーカーと認知機能・死亡リスクの関連を解明-NfLが認知機能低下と全死亡リスクの有力指標-」