ごあいさつ

【センター長】 岡野 栄之(Okano Hideyuki)

岡野 栄之

地球規模の人口高齢化(グローバルエイジング)が進む中、日本は2015年にすでに60歳以上の人口が総人口の30%を超える唯一の国であり、世界の最長寿国の中でも、これまでどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えています。20年前に比べて、現在の高齢者は若々しく、就業率も主要国で最も高い水準にありますが、認知症やフレイル(虚弱)、骨関節疾患などのために介護が必要となる高齢者も増えており、将来の医療・介護負担の増加が懸念されています。高齢者の生活の質の確保と社会保障システムの持続可能性を両立するためには、健康寿命の延伸が重要なカギとなります。

百寿総合研究センターでは20年以上にわたって医学部に蓄積された百寿者の研究バイオリースを最大限に活用して、マルチオミックス解析などの最先端の研究手法を駆使し健康長寿の阻害要因である認知症やフレイルをはじめとした加齢関連疾患の新たな治療・介入戦略を創出するトランスレーショナルな長寿医療研究の拠点として発展することを目指しております。
国内外の研究機関や企業との共同研究も活発に行なっていく計画であります。