心血管病バイオマーカーおよび血漿アルブミンと究極の長寿の関連についての論文がNature Communications誌に掲載されました。

このたび百寿総合研究センターでは、36名のスーパーセンチナリアン(110歳以上)を含む1,427名の多年代高齢者コホート研究を実施し、心不全のバイオマーカーであるNT-proBNPが長寿者の生命予後と関連することを明らかにしました。

NT-proBNPは、特に105歳以降の余命と強く関連し、この分子の血中濃度が低いほど110歳以上まで到達する可能性が高いことを発見しました。また、栄養状態を反映し、高齢者の予後予測因子としても重要なアルブミン濃度が低いほど全年代の総死亡率が高くなりました。

本研究により限界寿命に迫る超長寿者の生物学的な特徴の一端が明らかにされ、高齢化によって増加が危惧される心血管病の予防や新しい治療法の開発に貢献することが期待されます。

本研究は、7月30日に英国の科学雑誌「Nature Communications」オンライン版に掲載されました。

プレスリリース全文は以下をご覧ください。


和文
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2020/7/31/28-73768/

英文
https://www.keio.ac.jp/en/press-releases/2020/Jul/31/49-73756/

投稿日:2020年8月4日|カテゴリ:一般